正常な背骨は横からみると、緩やかに湾曲しS字のような形をしています。
首の骨の部分のカーブが消失し、真っすぐになってしまった状態をストレートネックと言います。
ストレートネックが進行すると、痛みや関節可動域の低下を招き、頸椎のヘルニアを引き起こすこともあるため注意が必要です。
ストレートネックの症状
以下に心当たりのある方はストレートネックになっている可能性があります。
- 肩や首、肩甲骨などのコリがひどい
- 首の可動域が狭くなる
- 長時間のデスクワークをすると頭痛がする
- 目が疲れやすい
- 猫背である
ストレートネックのセルフチェック
ストレートネックになってしまっているかの簡単なセルフチェックをご紹介します。
まず壁を背にして、気をつけの姿勢で真っすぐと立ちましょう。
正常な場合には、ここで、後頭部、肩甲骨、おしり、かかとの4点が自然と壁につきます。
ここで後頭部が壁につかなかったり、意識的に頭を後ろに倒さないとつかないという場合には、ストレートネックである可能性が高いです。
ストレートネックの原因

うつむいた状態でいることが習慣になっているとストレートネックになりやすいです。
現代人はデスクワークや長時間スマートフォンを操作するなど、ストレートネックになる要因が増えてきています。
また、睡眠時に高さの合わない枕を使用することでもストレートネックになってしまうことがあります。
治療
まずは医師の診察の上、ストレートネックの進行状況を確認します。
お薬で痛みやコリを緩和して、生活習慣の改善や『肩こり体操』の導入を相談し、進行具合に応じて超音波治療器や理学療法士(PT)によるリハビリテーションを組み合わせて治療していきます。
予防
ストレートネックは日々の習慣で予防を心がけましょう。下記の点を意識しましょう。
- 同じ姿勢を続けないように意識しましょう
- デスクワークの場合、1~2時間に一度は軽く身体を動かすようにしましょう
- 適度に運動をする習慣を取り入れましょう
- PC画面の高さや椅子の角度、高さを調整して首への負担の軽減を図りましょう